パンクしたまま走ったらどうなるか?
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海外での話ですが、ある女性ドライバーが「タイヤがパンクした」と修理に持って来たタイヤの画像がネット上にアップされていました。

その姿を見ると、パンクなどと言う生やさしい物ではなく、タイヤのゴムの破片はまったく見られず、ホイールのリムのフランジ部はへこみ、ホイール自体も変形している状態。たぶんパンク後に、相当な距離を相当なスピードででも走ったのだろうか?

これを見て、私が常々診療時に言っていることを再認識しました。

それは、来院する患者さんの中に、時折、むし歯などの病気を認識しながら、「放置して治療をしない」、「治療中断で放置している」ケースが見られることです。
「痛みが止まったから治療を中断した」「仕事が忙しくて治療を中断した」「転居してそのままになっていた」など、事情は様々でしょう。

こういった患者さんには、日頃から「治療をしない、又は治療を中断している状態はパンクしているクルマで走り続けるのと同じですよ」と言っています。

パンクしたままのクルマで走り続ければどうなるでしょう?パンクした直後であれば、修理屋さんに行ってパンクの修理をして貰うだけですみますが、そのまま走り続ければ傷口は深くなります。タイヤの交換ですめばまだ良い方、時にはホイールの交換も必要ななるかもしれないし、中にはサスペンションなど車体の本体に影響を及ぼす可能性もでてきます。ヘタすると、クルマ一台潰しちゃいますね。

人間の体も同じなのです。ただ違うのはお金であがなうのが難しいということです。クルマであれば、お金さえ出せば新車に買い換えるという選択肢が残っていますが、人の体はそうはいきません。また、なんとかなったとしても、通常の治療法では対応できず、矯正(歯の移動)が必要だとかインプラントしないといけないとか、ややこしい話になっちゃいます。

そうそう、思い出しました。学生時代に友人の車で男鹿半島に行こうとして秋田市付近を走っていたとき、たしか左前のタイヤがパンクしたんだ。友人はタイヤ交換をせずにたぶん1〜2Km走ってガソリンスタンドの寄ったのだが、時すでにおそし。パンクの修理は不可でタイヤを新しく買ったんだっけ。

治療しないで放置することももちろんですが、治療途中で放置することは治療しないよりもダメージが大きいこともあるので注意が必要なのです。

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