8020運動
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皆さん「8020運動」というのを御存知でしょうか。これは厚生労働省や日本歯科医師会により推進されている運動で、80才で20本以上の歯を残そうというものです。では、大体20本以上歯の残っている人の割合はどのくらいになるのでしょうか?

先日、厚生労働省が発表した平成23年歯科疾患実態調査によると以下のようなデータとなっています。
【20本以上の歯を有する者の割合: 年齢階級別】
・ 40 〜 44 才: 99.3%
・ 45 〜 49 才: 97.0%
・ 50 〜 54 才: 95.6%
・ 55 〜 59 才: 87.1%
・ 60 〜 64 才: 77.5%
・ 65 〜 69 才: 70.2%
・ 70 〜 74 才: 50.0%
・ 75 〜 79 才: 49.2%
・ 80 〜 84 才: 23.8%
・ 85 才以上: 16.4%

これらの統計から推定した数字によると、80才で20本以上、自分の歯を持っている人の割合は約38.8%とされています。つまり、80才の約4割の人が20本以上自分の歯を持っているということになります。

ただし、20本以上歯があればそれでいいのかというとそうともいえません。残っている部位も大事なんです。たとえば20本と言えば、上下左右の4ブロックに前から5本ずつ歯が残っているのが典型的な例ですが、これだと上下左右の奥歯が2本ずつ無いわけですから、一般的にはそこに義歯をいれる必要が生じます。いわゆる、取り外しの必要な部分義歯を入れる必要があると言うことですね。部分義歯は結構厄介なものです。

それに対して、上下左右の前から4本と、7番目に1本ずつ歯が残っていても全体では20本ですね。しかし、この場合には4番目と7番目の残った歯を土台として固定したブリッジ(取り外しが不要)を入れる事が可能です。この場合は取り外しの必要な義歯と違って違和感も少なく咬む力も段違いです。このように本数だけでなく、残った部位も大事なんですね。

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