全身疾患と歯科治療
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最近、歯科治療や口腔内の状態と全身状態などを関連づける研究データの発表が目にとまります。昨日のの記事にはbloomberg 、台北の栄民総医院の心臓病学研究員の論文によると、「少なくとも年に 2 回歯石除去の処置を受けた人は、脳梗塞のリスクを 13%、心臓発作のリスクを 24%減らす効果がある」という話しもありました。

それ以外にも色々あるようです。御参考までに。

# 110928: 大阪大、浜松医科大、横浜私立大学の研究チームの研究によると、虫歯の原因菌の「ミュータンス菌の一種」が脳出血のリスクを 4 倍に高めることを発見。

# 110916: 岡山大学歯学部の研究グループが、「歯の噛み合わせが悪いと、アルツハイマー病の原因とされるアミロイドβが脳内で大量に増える」ことを確認。

# 110120: 厚生労働省の研究班: 65 才以上の高齢者で歯が 20 本以上ある人に比べて、ほとんど歯の無い人の認知症リスクが 1.9 倍。

# 090425: 山梨県歯科医師会調査: 「アルツハイマー病など脳神経の疾患の有病者ほど、残された歯の数が少ない」ことが判明。

# 080527: ドミニク・ミショー博士(インペリアル・カレッジ・ロンドン): 歯周病歴のある男性の調査で、「歯周病は肺や腎臓、すい臓、血液のがんのリスク増大と大きな関連性があった」とのこと。

# 080428: 歯の数減ると医療費アップ
北海道国保連合会: 2007 年 5 月分の 103,418 件のレセプトを調査したところ、20 本以上歯がある人に対して、4 本以下の人では歯科以外の医療費が 1.6 倍も高い。また、歯が無くなっていても入れ歯などを入れている人よりも、入れていない人の方が 1.12 倍。

# 080104: 神奈川歯科大学高次脳口腔科学研究センター: 睡眠中の歯ぎしりが、ストレスを発散し、胃かいようの予防に効果を発揮していることが判明。

# 071022: 香川県歯科医師会: 歯が4本以下しか残っていない老人は、20本以上残っている人よりも年間平均で25万円以上医療費を多く使っている。また、歯周病のあるなしでも医療費に約78000円の差が生じ、歯周病がある人は全身の健康にも影響を与えているものと推察される。

# 070406: 米国歯周病学会誌: タバコの煙によって歯周病が進行することが動物実験で証明。

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