キシリトール | |
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キシリトールとは、白樺や樫の木に含まれるキシランと言う成分を分解して得られる糖アルコールのことを言います。日本においては平成9年に食品添加物として認可されたため、主に「ガム」等に添加されるようになりました。
その特徴として、口腔内で細菌によって酸産生化される割合が少なく、pHの低下を押さえ、結果として虫歯予防に寄与します。またカロリーも少ないことからダイエット用甘味料としても役立ちます。
だだし多量に摂取すると体質によっては下痢をしやすいので注意が必要です。
■ キシリトールを含む食品
ほうれん草・レタス・カリフラワー・イチゴ・タマネギ・ニンジンなどに多く含まれる。
■ キシリトールの安全性
キシリトールの安全性はWHOでも認められており、ヨーロッパの多くの国の歯科医師会でも使用を薦めています。
ただし、静注用のキシリトール液が回収されたり、キシリトールを作る過程のキシロースの大量摂取による白内障の危険性などを指摘する声もありますが、大量摂取においては全ての物になんらかの危険性がありますからね。
■ キシリトールの特性
糖度はショ糖と変わりなく、カロリーは20%以上少ないと言われています。
■ キシリトールによる虫歯予防効果
簡単に言うと、虫歯菌はキシリトールを分解して栄養とすることができないので、虫歯菌の増殖もおさえられ結果として虫歯予防効果があります。また、キシリトールは唾液の分泌を促すので、口腔内の自浄作用や歯面の再石灰化を促進して虫歯の進行を抑制します。
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